介護の仕事は無資格でも大丈夫?

現在、日本の高齢者人口は過去最高となっており、介護職員の求人も数多くあります。

そんな中で、これから介護の仕事を始めてみようという方も多くいらっしゃると思います。中には、まだ介護の資格を持たれていない方もいらっしゃると思います。そんな方に介護の仕事における資格について解説したいと思います。

介護の仕事にも様々ありますが、今回は介護職の資格について解説したいと思います。介護職以外のリハビリやケアマネージャーなどにつくには、基本的に資格が必要となります。

結論から言うと、直接利用者さんの日常の世話をする介護職に関しては無資格であっても就くことが出来ますし、十分に業務は行えます。求人の中にも無資格で募集しているものが数多くあります。介護職の仕事内容は、有資格でも無資格でもあまり変わらず、基本的に同じ業務を行います。中には、喀痰吸引など研修を受けなければできない業務などもあります。

仕事に就くことは出来るとなると、次は給料の問題ですが、これはやはり有資格者の方が有利となります。厚生労働省の平成29年度介護従事者処遇状況等調査結果によると、常勤の場合無資格の方と介護福祉士の資格を持つ方だと、月収にして4.8万円程後者の方が給料が多くなっています。介護資格を取れば給料も上がりますし、仕事のやる気にもつながります。しかし、必ずしも必要となるものではありません。

介護の資格は、介護の仕事をしながらとる方も多いようです。その場合、現場に即して資格の勉強が出来ますし、職場によっては資格取得支援も受けられる場合もあります。これから介護の仕事をしようとされている方は、ぜひ参考にしてみてください。